出産内祝いで「お菓子」を贈るときのマナー
出産内祝いで「お菓子」を贈る際、おいしく召し上がっていただきお相手に喜ばれるためには、次のようなお菓子は選ばないようにしましょう。
賞味期限が短いお菓子はNG
内祝いでお菓子を贈る際は、賞味期限に注意が必要です。
賞味期限が短いものを贈ってしまうと、急いで食べなくてはいけなかったり、消費しきれなかったりすると、お相手に負担をかけてしまいます。
受け取りが遅れる場合やすぐに食べられない場合も考慮して、長めの賞味期限のものを選ぶようにしましょう。
賞味期限が定められていないアイスクリームなどの冷凍品や、賞味期限の長い焼き菓子、チョコレート、おせんべいなどがおすすめです。
一度で食べ切らなくてはいけないお菓子はNG
おいしく食べきってもらうためには、贈る分量にも気を配りましょう。
お相手が一人暮らしなのかご夫婦のみなのか、お子さまがいる家庭なのかなど、家族構成や人数に合った分量の品物を贈ります。
例えば、小分けのお菓子がたくさん入ったものは、お子さまがいるご家庭なら喜ばれますが、独身のかたやご夫婦のみのご家庭には多いかもしれません。賞味期限内に食べられるかどうかを考えたうえで選びましょう。
お相手の好みでないお菓子はNG
お相手が嫌いなものやアレルギーがある場合は、もらっても食べることができないため注意しましょう。甘いものが好きなのか、洋菓子と和菓子とではどちらが好きなのかなど、お相手の好みに合わせて選ぶようにしましょう。万が一食べられないものであれば、お相手も困ってしまい、気を遣わせることにもなってしまうので、とくに気をつけましょう。
お相手の健康状態にも配慮を
お相手の健康状態にも気を配るようにしょう。例えば、お相手が胃が弱いかたや歯が弱いかたには、「固くないお菓子」を贈るとおいしく召し上がっていただけるでしょう。また、糖尿病のかたには、安心して召し上がれる「甘くないお菓子」を選ぶのがおすすめです。
出産内祝いで「お菓子」を選ぶポイント
出産内祝いで人気の高い「お菓子」を贈る場合、どんなものを選べばいいか、ポイントを参考にお相手に喜ばれるお菓子を贈りましょう。
自分ではあまり買わないものを選ぶ
出産内祝いのお品選びは、特別感をプラスするのがおすすめです。
例えば、人気のお取り寄せスイーツやワンランク上のホテルスイーツ、人気パティスリーの焼き菓子など、自分ではあまり買わないような高級感のあるものを選んぶとよいでしょう。
「お菓子」と組み合わせギフトを選ぶ
お菓子は、メインの内祝いにひと品添えてセットギフトとしても利用できます。一人暮らしのかたにはカステラやバウムクーヘンなどは量が多すぎますので、「タオル+小さめのお菓子」、「カタログギフト+小さめのお菓子」という贈り方もおすすめです。
また、高額なお祝いをいただいたかたや、より特別な感謝を伝えたいかたにも、お菓子をひと品添えて贈るのもよいでしょう。
お相手との関係性を意識する
近しい関係のかたに贈る場合は、赤ちゃんの名前を入れたお菓子を選ぶのもよいでしょう。赤ちゃんの名前を知ってもらいつつ消費してもらえるので、気兼ねなく贈ることができます。
ただし、それほど深いつき合いではないお相手には、名入れギフトを贈るのは避けた方が無難です。出産内祝いを選ぶ際には、贈る相手との関係性を意識することも、大切なマナーの一つです。
内祝いの金額・相場で選ぶ
いただいたお祝いの“半額”が基本です。
お相手に喜んでいただける内祝いにするためには、お返しする金額の相場を正しく知っておくことが大切です。基本は、いただいたお祝いの“半額”ですが、目上のかたからいただいた場合や高額の場合は、3分の1程度でも問題ありません。無理のない範囲で、お相手に合わせて気持ちをこめて品物を贈ることが大切です。
お祝い金額と出産内祝い早見表
お祝い金額 |
お返しの目安 |
3,000円 |
1,500円前後の洋菓子 1,500円前後の和菓子 |
5,000円 |
1,700~2,500円の洋菓子 1,700~2,500円の和菓子 |
10,000円 |
3,500~5,000円の洋菓子 3,500~5,000円の和菓子 |
20,000円 |
7,000~10,000円の洋菓子 7,000~10,000円の和菓子 |
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内祝いの「金額の相場」