たまひよの内祝

マナーガイド

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出産内祝いの
マナー違反・タブー

マナーの専門家
現代礼法研究所代表 岩下宣子先生 監修

赤ちゃんの誕生の喜びをお相手と分かち合える素敵な出産内祝いにするために、お相手を不愉快な気持ちさせてしまうようなことはないか確認しましょう。

出産内祝いでのマナー違反

出産祝いのお返しのマナーは、親族や友人など親しい間柄であれば、あまり気にする必要がないと考えるかたもいらっしゃいますが、本人に指摘はしなくても、お返しをもらった側はマナーが正しくないと不愉快な気持ちになってしまうかもしれません。
贈る品物や金額などに配慮して、失礼のないように贈りましょう。

金額の相場を間違えるのはNG

贈るお相手によって金額の相場は異なります。一般的な金額の相場を押さえ、お相手に喜ばれる出産内祝いにしましょう。

お祝いより高価なものを贈るのはNG

例えば、5,000円分の出産祝いをいただき、感謝の気持ちを表すために「なるべくよいものを」と考慮して10,000円相当の贈りものをした場合、マナー違反にあたります。
自分が贈った品よりも高額であることがわかった場合、お相手は喜びよりも恐縮してしまうことでしょう。
適切な金額の相場を目安に品物を選ぶことが大切です。

内祝いの金額が低すぎるのはNG

例えば、30,000円分の出産祝いをいただいたのに、「お返しは気持ちだから」と考えて、2,000円相当の贈りものをした場合もマナー違反にあたります。
金額があまり低すぎる品物はお相手に失礼なので、やはり適切な金額の相場の品物をお返しするようにします。

内祝いの「金額の相場」

お返しが遅れた場合に、お返しをしないのはNG

出産後の母子の体調や、慣れない赤ちゃんのお世話に奮闘しているうちに、気がつけば出産内祝いを贈るのが遅くなってしまうこともあるでしょう。
そんなときは無理をせずに、母子の体調と赤ちゃんのいる新生活に慣れることを優先し、少し落ち着いたころに、お詫びのひと言を添えて贈れば問題ありません。

目安とされる時期を過ぎて、内祝いが遅くなってしまった際は、理由を説明してお詫びしつつ、お祝いに対する感謝の気持ちを伝えましょう。お礼状やメッセージカードとは別に、お食い初めや初節句が済んでいる場合は、節目となるお祝いの写真などを添えるのもおすすめです。
また、お詫びの気持ちをこめて相場よりも少し多めの金額のものを贈ることで、お相手に対して誠意を伝えることができるでしょう。今後の育児や子育ても応援してくれるような関係性が続くように、誠意を持って贈りましょう。

お詫びのメッセージ例文

この度はお祝いをいただきましてありがとうございました。
本来ならば、すぐにでもお礼を申し上げるべきところ、新生活のあわただしさに取り紛れ、不本意ながら遅くなってしまったことを心よりお詫びいたします。
今後とも、親子ともどもどうぞよろしくお願い申し上げます。

ちょっとしたプレゼントをいただいた場合に、お返しをしないのはNG

お花や小さなおもちゃなど、少額なお祝いにお返しをするべきか迷っても、500~1,500円程度の価格帯でよいのでお返しをしましょう。品物は少額でも、メッセージカードなどで感謝の気持ちを言葉にして添えます。少額だからということでお返しをしないのはマナー違反になってしまいます。

避けるべき出産内祝いの贈りもの

縁起が悪いとされているものを贈るのはNG

・刃物
ナイフやハサミのような「切るもの」は、縁を切ることを連想させるので縁起が悪いとされています。贈ることは避けましょう。

・「櫛(くし)」
忌み言葉にあたる「苦(く)」や「死(し)」をイメージさせるため、よくありません。

お相手の趣味に合わないものを贈るのはNG

お相手の趣味に合わないものを贈ってしまうと、使い道に困ってしまいます。食器や雑貨のように、長く使ったりお部屋に飾るものは、趣味に合わないと使えないため、お相手の趣味をよく知る場合を除いては、ご自身の好みで贈ることは避けましょう。

自分の好みだけで選んだり、全員に同じものを選んだりせずに、お一人おひとりに合ったものを選ぶのが望ましいです。
好みがわからないかたへ日用品などの消耗品を贈る場合には、お相手が好きな品物を選べるカタログギフトも検討してみるとよいでしょう。

お相手が嫌いな食べ物を贈るのはNG

食べ物は、お相手の嫌いなものやアレルギーがある場合は、もらっても食べることができないため注意しましょう。

お相手の好みを確実に知っている場合は、喜んでいただけるのでよいのですが、万が一食べられないものであれば、お相手も困ってしまうはずです。
気を遣わせることにもなってしまうので、食べ物はとくに気をつけましょう。

賞味期限が短い食べ物はNG

内祝いで食べ物を贈る際は、賞味期限にも注意が必要です。
賞味期限が短いものを贈ってしまうと、急いで食べなくてはいけなかったり、消費しきれなかったりすると、お相手に負担をかけてしまいます。
受け取りが遅れる場合やすぐに食べられない場合も考慮して、長めの賞味期限のものを選ぶようにしましょう。
賞味期限が定められていないアイスクリームなどの冷凍品や、賞味期限の長い焼き菓子、チョコレート、おせんべいなどがおすすめです。

また、気持ちよくおいしく食べきってもらうためには、贈る分量にも気を配り、お相手が一人暮らしなのかご夫婦のみなのか、お子さまがいる家族なのかなど、家族構成や人数に合った分量の品物を贈ります。

お子さまがいるご家庭なら、小分けのお菓子がたくさん入ったものは喜ばれますが、独身のかたやご夫婦のみのご家庭には多いかもしれません。賞味期限内に食べられるかどうかを考えたうえで選びましょう。

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