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マナーガイド

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連名でいただいたお祝いの
出産内祝はどうする?

マナーの専門家
現代礼法研究所代表 岩下宣子先生 監修

親しい友人やご夫婦、職場・会社の部署や同僚・後輩などのグループ、取引先などから合同・連名で出産のお祝いをいただいた場合、どのような点に気をつければよいのでしょうか。お品選びのポイントや渡し方などのマナーを確認しておきましょう。

連名でいただいたお祝いの出産内祝いの金額の相場はいくら?

グループから合同・連名で出産祝いをいただいた場合も、内祝いの金額は、半額~3分の1程度が相場になります。「いただいた品物の金額」の半分÷人数を目安に、一人ひとりにお渡しすると喜ばれます。

お相手の人数が多く、一人当たりのお返しが数百円程度になってしまう場合は、職場や取引先のかたの場合、みんなが食べられるお菓子や小分けされていて個包装の分けやすい詰め合わせギフトなどを、まとめてお返しした方がお相手に気を遣わせることもなく自然です。
しかし、複数の取引先による連名のお祝いの場合は、取引先ことに個別に贈るようにしましょう。

内祝いの金額の相場

連名でいただいたお祝いの出産内祝いの渡し方は?

出産のお祝いをいただいたら、感謝の気持ちをこめて贈る出産内祝い。グループから合同・連名で出産祝いをいただいた場合の渡し方は、一人ひとりに直接手渡しで贈るとていねいです。
しかし、お相手が遠方に住んでいたり、なかなかお相手と会うタイミングが取れなかったりすることは珍しくありません。また、赤ちゃんが生まれてからはなにかと忙しく、外出ができない状況などで直接渡すことが難しいときもあります。
そんなときは、郵送や配送で贈っても問題ありません。
郵送や配送で贈る際のマナーも確認しておきましょう。

送り状の宛名の書き方

郵送や配送で贈る際の送り状の宛名は、お相手がご夫婦の場合は連名で書いても問題はありませんが、家と家とのつき合いという考え方もあるため、お相手の世帯主のみの名前にするケースも多くあります。
また、通販のシステムの都合などで一名しか指定できない場合は、送り状の宛名は「世帯主の名前」を入れるのが一般的です。

郵送や配送で内祝いを贈るマナー

連名でいただいたお祝いの出産内祝いのお品選びのポイント

グループから合同・連名で出産祝いをいただいた場合、一人ひとりに対するお返しの額が少額になることも珍しくありません。
たとえ少額の出産内祝いでも、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
お相手に合わせて、感謝の気持ちをきちんと伝えられる品物を選ぶのがポイントです。

親しい友人やご夫婦で連名の場合

友人向け出産内祝いの画像
一人暮らしやご夫婦のみのかたや友人には、気軽に消費できて実用的なタオルや石けん、ボディケア用品や食べきれる量のちょっとしたお菓子なども広く喜ばれる定番アイテムでおすすめです。

職場の同僚・後輩などのグループで連名の場合

同じ立場の間柄だからこそ、見栄を張ったり、気取った贈りものにせず、人気の定番アイテムを選ぶのがおすすめ。一人ひとりに個別で郵送などで渡す場合は、ちょっとしたお菓子やミニタオルやなど、500~1,500円程度のプチプラギフトを贈るのがよいでしょう。

職場の部署や取引先などのグループで連名の場合

詰め合わせギフトの画像
小分けされていて個包装の詰め合わせギフトがおすすめ。職場の部署やグループからいただいたお祝いのお返しは、贈られたかたがたが分けたり、配ったりしやすい心遣いがポイントです。休憩中に職場のみなさんが気軽に楽しめるようなお菓子やコーヒー、紅茶の詰め合わせなどがよいでしょう。みなさんに行きわたるように、数量が十分あるものを選ぶようにしましょう。

会社・職場・取引先に贈るときのマナー

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