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内祝いで
カタログギフトを
贈るときのポイント

マナーの専門家
現代礼法研究所代表 岩下宣子先生 監修

お相手に欲しいものを選んでいただけるカタログギフトは、今や贈りものの定番。新しいカタログが登場する一方で、カタログの種類が多くて選ぶのに迷うといった声も。お相手に喜んでいただくために、お贈りする際に心がけたいことやカタログ選びのヒントをご紹介します。

カタログギフトの特徴

カタログギフトは、掲載された多くの商品からお相手の好きなものを受け取っていただけるので、何をお贈りするか迷う場合や、好みのわからないお相手への内祝いに、お選びいただくことの多い商品。お贈りするかたからは「一番欲しいものを受け取っていただける」、受け取られたかたからは「選ぶ楽しみがあって、もらうと嬉しい」という感想も。

価格帯が幅広く、細かく設定されているので、お祝いのお返しに利用しやすいという利点もあります。また、最近は食べ物や子ども用品、ブランドなどに特化した個性的なカタログも増え、選択肢の幅が広がっています。

カタログギフトを贈るときに心がけたいこと

内祝いで人気のカタログギフトですが、「お贈りしたいけれど、簡単に選んでいると思われないか心配」「先方に手間をかけてしまうけど大丈夫?」といった不安の声もあります。お贈りするときにいくつかの気配りをすることで、より気持ちの伝わる贈りものになるでしょう。

カタログの特徴やラインナップを把握する

カタログギフトの内容は、生鮮食品やお菓子、飲料、生活雑貨、ファッション、旅行や体験型のギフトまで幅広くそろっています。高級感のあるカタログやおしゃれなカタログ、カジュアルなカタログなど、それぞれに特徴があるので、できるだけラインナップも確認を。

メッセージに気持ちをこめて

贈る品物だけでなく、「お相手のために調べたり考えたりした時間」もギフトの一部。その気遣いが伝わるメッセージを添えれば、お相手にもいっそう喜んでいただけるでしょう。
「お選びいただくのはお手数ですが、お役に立つものをお受け取りいただければありがたいです」「いろいろ迷いましたが考えが及ばず、カタログにいたしました」「気に入ってもらえるものがあればうれしいです」など、お相手への気持ちを言葉にしてお届けしましょう。

インパクトの強いカタログギフトはお相手を選んで

なりきり表紙カタログのような驚きやオリジナル感の高いカタログギフトは、関係性の近いかたにこそ喜んでもらえる贈りものです。また、ブランドやグルメなどの特色のはっきりしたカタログは、好みをよく知っているお相手にぴったり。「“あなたにだから”贈ります」というメッセージが伝わります。

カタログギフトの種類と選び方のヒント

選ぶときに、お相手の趣味や生活スタイル、家族構成などを考慮すると選びやすく、喜んでいただけます。日ごろのお相手との会話を思い出しながら選ぶとよいでしょう。

食品中心のカタログギフト

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高級な肉や魚介などの食材から缶詰やパウチなどのレトルト食品、銘菓まで多彩で、グルメなかたにおすすめです。高級食材のカタログは、ご家族での団欒に話題を提供することができます。一方で調理が必要なものばかりだと負担になる可能性も。一人暮らしのかたやご高齢のかたには、手軽に食べられる食品やお菓子のカタログなどが喜ばれるかもしれません。

ベビー用品やご家族向けのカタログギフト

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おもちゃやベビー服を扱うカタログは、赤ちゃんのいるご家庭に。「まさにわが家のために選んでくれた内祝い」という印象になり、ともに子育てをがんばっていきましょうというメッセージも伝わるでしょう。

ブランドセレクトのカタログギフト

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ブランドセレクトのカタログは、雑貨から食品まで商品も写真もおしゃれなので、センスのよい雑誌のページをめくるように、商品選びを楽しんでいただけます。キッチン用品、食品、ファッション中心などラインナップも豊富。個性がはっきりしているカタログは、お相手の趣味に合うかを考えて選びましょう。

テーマを絞ったカタログギフト

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お相手のこだわりがわかっている場合は、テーマを絞ったカタログもおすすめです。「高級肉」や「日本各地の名産品」「サステナブルな商品」など、さまざまな切り口のカタログがあり、お贈りすれば「私のことをよくわかっている」と、喜んでいただけるでしょう。

バラエティ豊かな定番カタログギフト

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定番のカタログはグルメ、生活雑貨、ファッション、体験型までバラエティ豊か。どのお相手にも、そのとき、一番欲しいものを選んでもらえる安心感があります。価格で選ぶ場合も、どんな商品が掲載されているかを把握しておくとよいでしょう。商品とセットで贈るギフトも増えているので、内祝いらしさを添えたいとき、贈りたい品物もあるとき、お返しを少し豪華にしたいときなどに利用してください。

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