赤ちゃん・新生児の肌着・ウェアは
いつ、何が必要?
肌着とウェアの違いは?
肌着とは
「肌着」は、大人にとっての“下着”にあたるもの。赤ちゃんのデリケートな肌に直接ふれるものなので、肌にやさしい素材であることや、通気性のよさが重要です。
ウェアとは
「ウェア」は、大人の“洋服”にあたるもの。新生児期~生後3か月ごろまでの赤ちゃんは、首がすわっていなくて体がふにゃふにゃ。前開きタイプのウェアが着替えさせやすくて便利です。
どんな肌着を用意したらいいの?
新生児期は、「短肌着+コンビ肌着+ウェア」の着せ方が基本。また、赤ちゃんは汗っかきで吐きもどしもあるので、着替え回数も多いです。
洗濯の頻度を考えると、最低限枚数よりも余裕を持って用意しておくと安心です。
まずマストで用意したいのは
この3種類!
①短肌着
裾(すそ)が腰までの短めの肌着で、重ね着に便利。洗濯物が乾きにくい秋冬は多めに用意しても安心。
目安:4~5枚
- 着丈が短い
- おむつ替えしやすい
- 重ね着しやすい
②コンビ肌着
ひざまである肌着で、股下にあるスナップボタンを留めるのではだけにくい。足の動きが活発になる1か月以降はより重宝。
目安:4~5枚
- 着丈が長い
- 股下にスナップボタンがある
- おむつ替えしやすい
③ドレスオール
(2WAYオール)
裾の留め方でズボン型にもワンピース型にもなるウェアで、長い期間使用可能。
目安:3~5枚
- 着替えさせやすい前開き
- ボタンの留め方でワンピース型とズボン型に変えられる
そのほかにも
あるとうれしい肌着とウェア
カバーオール
- 二股に分かれるズボン型
- 70cm〜のサイズが多いので、サイズを必ずチェック
ボディ肌着
- おなかとおしりをすっぽり覆う形
- 夏は1枚で着せられる、ウェア兼用で作られているものも
長肌着
- 着丈が長い
- 股下にスナップボタンはない
- おむつ替えしやすい
どんなサイズを選べばいいの?
サイズの選び方
※サイズ、月齢の目安には個人差があります。
- 〈月齢の目安:体重 / 身長〉
- 0~2か月:3~6kg / 40~50cm
- 2~5か月:6~9kg / 50~60cm
- 5~11か月:9~11kg / 60~70cm
〈打ち合わせ(衣服の明きが重なる部分)について〉
身頃の打ち合わせが深いものを選べば、おなかがはだけにくくてよいでしょう。
デリケートな肌を刺激しないように、縫い目やタグは表に出ているものがおすすめです。
季節に合った着せ方は?
基本の組み合わせ
室内では、基本の組み合わせは、「短肌着+コンビ肌着+ウェア」です。
※生後1か月以降の暖かい日は、肌着はどちらか1枚でも可
生まれる季節別の着せ方紹介
- 春・秋生まれ
- 夏生まれ
- 冬生まれ
素材による違いは何?
肌着の素材
〈おすすめ季節の理由〉
新陳代謝が活発な赤ちゃんだから、吸汗性&通気性にすぐれた綿100%素材が一般的。また同じ綿素材でも、生地の織り方によって厚さや編み方などに違いがあります。それぞれの特徴を知って、季節などに合わせて選びましょう。
赤ちゃんの成長と
洋服はどう変化する?
赤ちゃんの
月齢・発達×洋服の早見表
赤ちゃんの発達や月齢によって着せる肌着、ウェアが変わっていきます。ぜひ参考にしてください。
※赤ちゃんの成長には個人差があります。あくまでも目安です。
※「デンバー発達判定法」(日本小児保健協会)を参考にたまごクラブ・ひよこクラブ編集部で作成。
※多くの赤ちゃんができるようになる時期を示しており、あくまでも目安です。