どこでお祝いする？

一般的には自宅で行いますが、レストランなどのお店で行ってもかまいません。お食い初め用のメニューを用意しているお店もあります。ただし、赤ちゃんにとっては、日常と違う時間になるので、安心できる雰囲気が大切です。
みんなで同じ食事をいただき、赤ちゃんの成長の喜びを分かち合うことが目的のお祝いですから、準備で疲れてしまわないように負担なくできる方法を考えて。

メニュー・献立は？

「祝い膳」を用意します。基本は「一汁三菜」で、主食（ご飯）に汁物、焼き魚などの主菜、煮物や香の物など旬の食材を取り入れた副菜をそろえます。
昔は赤ちゃんが生まれたときにあずきの枕をつくり、お食い初めでそのあずきを使ってお赤飯を炊くという習わしがありました。鯛の尾頭つきなど縁起のよい料理を用意することも多いでしょう。

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食器の決まりは？

お食い初めには、一般的に、男の子は外内ともに朱塗り、女の子は外が黒塗りで内は朱塗りの器を使います。男女で色を分ける背景には陰と陽を合わせて安定を願う古来の考え方があります。ただなかなかよい食器がない場合は、もちろん家にある離乳食用の食器などを使っても問題ありません。
両端が細くなった「祝い箸」 も用意しましょう。祝箸の片方は自分が使いますが、もう片方は神様が召し上がるためで、神様と一緒にいただくことで神様から力をいただくという意味があります。両方使ってしまわないよう注意しましょう。

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準備に迷う時は？

用意するものや進め方は、地域によって異なることもあります。お祝いの行事には伝統を受け継ぐ意味もあるので、どんな方法がよいかは家族に相談するとよいでしょう。また、記念撮影をすることも多いので、カジュアルな会なのかフォーマルなのか装いのイメージを共有しておくといいですね。
実家と義実家で方法やこだわりが違う場合もありますが、赤ちゃんのために素敵な時間にしたいという気持ちを伝えることが大切。上手に間を取り持ちながらよい方法を見つけましょう。