





参考文献 たまひよブックス「最新妊娠大百科」 ![]()
胎児ちゃんの頭の大きさは、鶏の卵くらい。3頭身だった体は4頭身になり、バランスのとれた体つきになってきます。体の動きはますます活発になり、上体を後ろに反らしたり、手足をピンと伸ばしたりと盛んです。超音波断層検査のときに、指しゃぶりをしている姿を見られるかもしれません。
皮下脂肪もつき始め、筋肉も強くなってきます。骨も丈夫になってくる時期なので、ママはカルシウムをしっかりとること。カルシウムは赤ちゃんの体をつくるのに必要なだけでなく、ママの歯や骨を維持するためにも欠かせません。毎日の料理にカルシウムを多く含むメニューを取り入れましょう。
聴覚もさらに発達し、外から聞こえる音に反応するようになってきます。特に毎日聞いているママの声はよく聞こえています。

子宮は大人の頭くらいの大きさになり、おへそのあたりまで丸くふくらんできます。定期健診のときに、子宮底長(=子宮のてっぺんから恥骨の上までの長さ)や腹囲の計測も始まるでしょう。乳房も乳腺が発達して、妊娠前よりひと回り大きくなり、もう妊娠前のブラジャーではきついはず。乳頭から黄色い水っぽい分泌物が出ることもあります。これは母乳の準備が進んでいる証拠、心配はいりません。
早い人は、おなかの中で活発に動く胎児ちゃんの動きを感じることも。初めて感じた胎動は、健診のときに主治医から聞かれることもあるので、マタニティダイアリーなどにしっかりと記しておきましょう。
日本では昔から、多産で安産の犬にあやかって、妊娠5カ月の戌の日にさらしの腹帯を巻いて安産祈願をする習慣があります。赤ちゃんが元気に生まれてきてくれるよう、祈願するのもいいですね。さらしを巻くのが大変なときは、マタニティ用のガードルを利用してもいいでしょう。腹帯やガードル、腹巻きは、おなかを保温するだけでなく、大きくなったおなかを支えて腰や背中への負担を少なくしてくれます。
5カ月からは、妊娠中期の安定期に入ります。胎児ちゃんは胎盤でしっかり守られているので、適度な運動を心がけて、出産に備えて体力づくりを始めましょう。運動はいい気分転換になるだけでなく、下半身のむくみ解消や静脈瘤の予防、ウエイトコントロールにも効果が期待できます。
マタニティスイミングなどのスクールに参加してもいいですね。自宅で簡単にできる、マタニティヨガやマタニティエアロビクスのDVDもおすすめです。ただし無理は禁物。運動中におなかの張りを感じたら、すぐにやめて休むようにしましょう。
戌の日がきっかけで購入することも多い妊婦帯(腹帯)はおなかを支えるだけでなく、腰を安定させて腰痛を和らげるなどの機能があるものもあります。必要に応じて体にやさしくフィットするものを選びましょう。
急激におなかが大きくなったり、体重が増えたりする時期にできやすい妊娠線は、肌の乾燥も要因の1つです。肌が乾燥すると皮膚の伸びが悪くなるので、保湿クリームなどでマッサージをしながらしっかり潤いをあたえてあげましょう。