





参考文献 たまひよブックス「最新妊娠大百科」 ![]()
胎児ちゃんは器官の形成段階を終えて、内臓器官はほぼ完成。これからは体や手足の骨や筋肉をつくっていく発達成長段階に入ります。とくに目ざましいのは下肢の発達。急激に増えていく羊水の中で、元気いっぱい動かしています。でもママがこの動きを感じられるのは、もう少しあとのこと。楽しみに待っていてね。
透明だった皮膚は不透明で厚くなり、顔にはうっすらと産毛も生え始めます。目は閉じていますが、口はパクパクと動かしています。
耳も音を感じられるようになってきました。やさしい音色の音楽をママが聴いていると、胎児ちゃんにも届くかもしれません。胎教音楽といえばモーツァルトが人気ですが、モーツァルトの曲に含まれている、川のせせらぎ音のような「ゆらぎ」が、赤ちゃんをリラックスさせるといわれています。でも胎教はクラシックでなければダメということはありません。ママが聴いていて心地よい音楽ならばOK。ママが安らぎを感じることが、胎児ちゃんにとっていちばんいいことなのです。

つわりが治まってきて、気持ちも体も楽になってくるころ。胎盤がほぼ形成され、へその緒を通してママの体から胎児ちゃんへ酸素や栄養が送られるようになります。
子宮も子どもの頭くらいの大きさになり、おなかのふくらみが少しずつわかるようになってくるでしょう。今まで着ていた下着がきつく感じられるようなら、そろそろマタニティインナーを用意しましょう。バストは産後の授乳期までに平均2〜3カップもサイズアップします。ブラジャーは乳腺の発達を妨げず、ゆったりとバスト全体を支えるタイプを選んで。マタニティ用のショーツはゴムなどでウエストが調節できるようになっています。
マタニティウエアもそろそろ準備を。まだそれほどおなかが目立たないうちは、今まではいていたボトムのウエスト部分を簡単に広げることができるベリーベルトが便利です。
健診は月に1度のペースですが、何か気になることがあったら早めに受診しましょう。
つわりが治まってくるとともに、食欲も出てきます。ここで気をつけたいのが体重の増加。もちろん、おなかの中に胎児ちゃんがいるのだから、体重は増えて当然のこと。でも増えすぎると、産道に脂肪がついて難産を招いたり、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の原因に。出産後に体形をもどすのも大変になります。理想はやせている人なら9〜12kg、標準の人は7〜12kg、太っている人なら5kgくらいの増加が目安。わからない場合は、主治医に相談してみましょう。体重の急増を予防するには、体重管理ダイアリーに毎日食べたものを書き出して、食べ過ぎや栄養バランスをチェックするのがいちばん。鉄分も不足しがちなので、サプリメントなどで補うことも考えて。
妊娠するとおなかは全体的に少しずつ大きくふくらみ、そのおなかを支えるためにヒップも横に大きく変化します。バストは乳腺が発達してくるので徐々に大きくなり、ときには張ることもあります。大きくなったおなかとヒップが冷えないように、ショーツは全体を包み込むものに、ブラジャーは締めつけ感のない、ゆったりとした着け心地のマタニティ用の下着に替えましょう。今までのブラジャーやショーツを無理して着けていると発達してくる乳腺や子宮を押さえつけることにも。マタニティ下着は産後も使えるので早めの購入がおすすめです。