



参考文献 たまひよブックス「最新妊娠大百科」 ![]()
8週になると生物の原形である「胎芽」から、人間の赤ちゃんである「胎児」と呼ばれるようになります。頭、胴、足の3頭身になり、手足をバタバタさせたり、上体をかがめたりと、胎児ちゃんはたっぷりの羊水の中で元気いっぱい体を動かしています。
内臓器官も活動を開始。血液循環が始まり、超音波断層検査のときに、ドップラーの器械を使って、ドクドクという力強い胎児の心拍音を聞くことができるでしょう。産院からもらう超音波写真は、胎児ちゃんの成長がわかる大切なもの。これから出産までどんどん増えていくので、超音波写真アルバムで保管しておくと便利です。ただし超音波写真は感熱紙なので劣化しがち。コピーをとるか複写して保管するといいでしょう。
腎臓も早くから働きだして、羊水を飲んで尿を排泄するようになります。手足の指が分かれてつめも生え、まぶたや唇、歯のもとになる歯根などもできてきます。
胎児は妊娠9週くらいまでは成長の個人差がないので、頭からおしりまでの頭殿長(CRL)を測ることで、確かな妊娠週数と出産予定日を知ることができます。赤ちゃんに会える日に向けて、マタニティウエアなどのママグッズも計画的に準備していきましょう。

まだおなかは目立ちませんが、妊娠11週のころには、子宮は握りこぶし大くらいの大きさになってきます。子宮の筋肉が引っ張られるため、足のつけ根がつったり、腰が重く感じられることも。膀胱や腸が、大きくなってくる子宮に圧迫されて、尿の回数が増えたり、便秘気味になるなどの症状も見られます。
つわりのピークを迎えるママも。食べ物の好みが変わったり、吐きけがして食べ物を受け付けない人もいるでしょう。つわりの時期は栄養を気にせずに、食べられるものを食べられるときに食べればOK。胎児の発育に必要といわれる葉酸や妊娠・授乳期に不足しがちな鉄分を、サプリメントで補う手もあります。買い物に行くのもつらい時期なので、インターネットの通販を利用するのもおすすめです。
胎盤はまだ完成していないため、胎児は不安定な状態です。下腹部の痛みや出血には十分な注意を。何かおかしいなと思ったら、すぐに受診するようにしましょう。
妊娠が確定したら、母子健康手帳をもらいましょう。居住地の市町村役場などで申請すれば受け取ることができます。母子健康手帳には出産までの経過や検査結果などを記入していくので、健診のときは必ず持参すること。さらに出産後も、子どもの健診結果や予防接種の記録など、母子健康手帳は末永く使っていくことになります。母子健康手帳ケースに入れて大切に保管するといいですね。
妊娠中のママの気持ちや体の変化などを、マタニティダイアリーに書き留めておくと、あとから読み返してジーンとするような、とてもいい思い出になりますよ。
おなかのベビーやママの健康のために、「葉酸」「鉄」などは意識的に摂取したいもの。1日に必要な葉酸と鉄が1粒で簡単に補えるサプリメントなどもありますので上手に活用しましょう。つわりのために思うように食べられないときにもサプリメントは便利ですね。
また、母子健康手帳をもらったら、母子手帳ケースがあると便利です。超音波写真の整理ができる写真ポケットがついているものや、ジャバラ式で整理がしやすいものなど、さまざまな種類があるのでお好みのものを選んでください。